冬の林の中で、一際目立つまゆを発見。
とてもきれいな、あざやかな黄緑色です。
形もなかなかのものです。
ウスタビガはとってもセンスが良いと、はじめは思いました。
Willow green という感じで、春を先取りする色です。
でも実際は、夏の緑の中での保護色らしいのです。
夏の林なら、もっと濃い緑の方が目立たないのになぁ。
ん〜、センスがないかも。
写真をみると、下に小さな穴があいています。
調べてみると、この穴は排水孔の役割があるそうです。
すごい。実用的なセンスは十分ありそうです。
もしかして、保護色というより目立ちたかったとか?
冬に見つかるまゆは空っぽであるということです。
秋には、羽化してしまったそうです。
(2005.03.12)
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